結婚相談所(大阪)の結婚心理カウンセラーの林ゆかりがこれまでの豊富な経験と知識で「交際成功法」を伝授します。
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TITTLE

01.男女の感情カーブの違い
当社をはじめ、結婚相談所(情報サービス会社を除く)では、お見合いのお返事が、お互いに○(OK)の場合に、相談所を通じて初めて電話番号の交換を行います。
お見合いの席でお会いしただけでは、お相手の輪郭ぐらいは分かっても中身まで知ることは当然できません。生理的に合わない場合以外は、もう一度お相手と会われることをおすすめしています。
交際に発展していくためには初めが肝心。といってもお相手との距離感を図るのは難しいものです。そこで、知っておくと役立つのが「男女の感情カーブの違い」。
一般的に男性は、お見合いでOK(もう一度会いたい)というお返事をいただくと、感情がピークに達してしまい、なかにはお相手のことを「俺の彼女」なんて思い込んでしまう方もいらっしゃいます。一方、女性は「これからじっくりお相手を観ていこう」という冷静な気持ちでいます。ですからいきなり「俺の女〜」なんて思っている男性からの毎日の電話・一日数回のメール攻撃を受けてしまえば女性は重苦しくなって気持ちが退いてしまいます。
かといって初めの電話の後、1週間も何の連絡を入れないというのは問題外、自然消滅は必至ですよね。男性は、舞い上がらずに焦らず落ち着いて行動しましょう。
男性の感情カーブがしばらくピークであるのに対し、女性は少しずつ右上がりになっていきます。その段階でのお相手へのチェックのしすぎはチャンスを逃してしまいます。「私服のセンスが悪い」「デートコースがワンパターンでつまらない」などといった理由で交際終了にする女性も多々いらっしゃいますが、これは非常にもったいない(気持ちは分かりますが)。服のセンスが悪ければ似合う服を薦めることもできますし、デートコースならさりげなく情報誌を渡すなど、比較的簡単に改善できることですよね。
大事なのはお相手の本質、長所を見つめていくこと。自分と相手が今どの状態にいるのかを意識すること。そして、お互いの感情カーブが頂点で一致したとき、結婚に対して「前向きである」という意思表示をすることが大切なのです。
02.感じの良い話し方
さわやかで、感じの良い話し方ができる人は人気があります。
「感じの良い話し方」とは、相手を気遣うことから始まるもので『アナウンサーのような流ちょうなお喋りができないといけない』という意味ではありません。その基本は、相手を傷つけない言葉を選ぶこと。まず、かなり親しくなるまでは決して肉体的な特徴を言うべきではありません。「太っている」とか「お腹が出ている」「鼻が大きい」「指が短い」・・・・などなど、何気なく口に出した言葉が相手を大きく傷つけることがあります。
また、その人の生き方そのものを否定するような発言もよくないですね。お話が苦手な人に共通しているのが、発声が悪いので声が小さい・・・苦手意識がコンプレックスになり、言葉が連続して発せられる吃音症になってしまう方もいらっしゃいます。大切なのはリラックスして、ゆっくりと落ち着いて話すこと。必要に応じて発声練習や朗読のレッスンを受けられるのもお薦めです。
苦手なものを克服するためには、逃避せずにチャレンジしていくことが一番!数年前、あのSMAPの木村拓哉さんが、「人前で話す時に緊張するのは、かっこよくしゃべろう!なんて思うからさ。失敗して、もともとと思えば緊張しないし、結果はうまくいくよ」なんて、テレビで話していたシーンがいまでも印象に残っています。「上手くしゃべろう」「上手くしゃべらなきゃ・・・」と力むのではなく、自然体でゆっくり落ち着いて気持ちを伝えましょう。逆に、おしゃべりに自信のある人は、自分だけが一方的に話すのではなく、聞き上手になることも大切ですよ。
03.はじめが肝心
お見合い後、せっかく交際に入っても1,2回お会いしただけで自然消滅になってしまうカップルが結構います。お互いに遠慮している間に疎遠になってしまうようですね。
お見合い後、初めての電話の時に、たわいもない会話だけで終わるのではなく、なるべく次に会う約束をしましょう。 そして交際に入ってからは、マメに電話やメールなどでコミュニケーションを図ることが大切です。仕事が多忙で約束をドタキャンしなければいけなくなった時は、お相手にキチンと理由を説明した上で、近々お会いしたいという気持ちを伝えましょう。
お相手に不安な気持ちや不信感を抱かせないという思いやりが交際を成功させるコツ。何事もはじめが肝心だということを再認識してくださいね。
